「え、住宅ローン返してるのに投資してるの?正気?」
そんなことを、実際に言われたことがあります。
たしかに、ローンって“借金”だし、投資って“リスク”。
その2つを並行してやるなんて、考えようによってはめちゃくちゃに聞こえるかもしれません。
でも、我が家の場合、住宅ローンを抱えながらでも「未来を整える手段」としての投資は必要でした。
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- ローン返済中でも、将来に向けてお金を育てていきたい
- 今の生活も楽しみながら、将来の不安は減らしたい
- 「自分たちらしいお金の使い方」を見つけたい
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そんな思いで続けてきた“ちょっと背伸びしない投資生活”。
この記事では、リアルな我が家の家計簿や、住宅ローン返済との両立についてまとめています。
住宅ローンと投資、両方を抱える生活に不安がある人に、少しでも「こんなやり方もあるんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。
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住宅ローン返済中に投資してるって言うと「正気?」って言われる

「家買って、しかもローン返してるのに、なんで投資までやってるの?」
これはたしかに“まともな疑問”だと思います。たぶん逆の立場だったら、僕もそう感じてたかもしれません。
でも、我が家の場合
投資をやめることの方が、未来への不安が大きかったんです。
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家を買ったのは、中古戸建で2,200万円・40年ローン(変動金利)。
月々の返済額は抑えて、余剰分を**「投資」や「教育資金」「自己投資」**に回すという考え方でした。
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「ローン返済が終わってから投資すればいい」という選択肢もあったけど、
それだと資産形成が40代後半〜50代からのスタートになる。
そしてインフレや物価上昇、教育費の増加などを考えると、
「今できる小さな積立」を始めることの価値の方が高いと判断しました。
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もちろん、リスクはゼロじゃない。
でも、「毎月のキャッシュフローを無理なく回す」「生活を圧迫しない金額で続ける」
そういう工夫をしていけば、ローン返済と投資は“両立できる”と今は思ってます。
収入は多くない。だけど「増える余白」は自分で作るしかない

我が家は共働きですが、メインで家計を回しているのは僕の方。
僕の年収は300万円台で、
住宅ローン・光熱費・通信費などの固定費はすべて僕の収入からまかなっています。
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妻は時短勤務で、パートの収入を食費や日用品などの生活費に充てる分担スタイル。
世帯年収ベースで見れば600万円いかないほどですが、
自分の収入だけで投資の余白を作るには、固定費をしっかりコントロールすることが不可欠でした。
固定費を削減する
- 通信費は格安SIM&光回線で月6,000円台
- 保険は必要最低限に絞る
- 家のモノはミニマルに、美容・ファッションも“ちょうどよく”を意識
- 買い物はなるべく楽天経済圏で。ポイントは生活費に
こうした地道な工夫で、現金支出を抑えつつ、投資や自己投資に回せる余白をキープしています。
スキンケアなどの美容費も、実は楽天ポイントでまかなったりしてます。
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また、副業としてブログを再開したことで、少しずつ自分で稼ぐ力も再構築中。
小さくても“自分で生み出せるお金”があると、家計管理の中でも「攻め」に使える部分が増えて、精神的にもラクになります。
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「収入が多くないから投資はムリ」じゃなくて、
“どうお金を残すか”“どう回すか”で可能性は広がる。
そんな感覚で、我が家は日々の家計を組み立てています。
じゃあ投資に回してる金額は?リアルな家計簿を公開

「収入そこまで多くないのに、どうやって投資まで回せてるの?」
よく言われる質問です。
答えはシンプルで、“必要な支出”と“余白”を仕分けしてるだけ。
ここで、ざっくり我が家の毎月の支出バランスを出してみます👇
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💰毎月の支出ざっくり内訳(夫の収入ベース)
項目 | 金額 | 備考 |
住宅ローン返済 | 約56,000円 | 変動金利・40年ローン |
光熱費(オール電化・水道) | 約15,000円 | 季節によって変動あり |
通信費 | 約6,000円 | 格安SIM+光回線 |
保険 | 約3,000円 | 掛け捨て・最低限の保障 |
お小遣い | 約30,000円 | 美容・交通費・生活費など |
保育料 | 約30,000円 | 認可保育園利用中 |
投資(NISA枠) | 150,000円 | つみたて枠:10万/成長投資枠:5万 |
こうやって見ると「年収300万円台で15万円も投資って…大丈夫なの?」って思われるかもしれません。
実はこれ、20代のうちに貯めていた現金貯金(約1,100万円)から少しずつNISAに資産移行している段階なんです。
👉 どうやって20代で1,100万円貯めた?その方法はこちらでまとめてます
つまり、毎月の給与収入から直接15万円を出しているわけではなく、すでにある現金資産を活用して資産配分の調整をしているイメージ。
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もちろん、完全に“余裕がある”わけじゃありません。
でも、「生活に必要な支出は夫婦で分担しつつ、未来のための備えは現金を上手に動かしていく」――
そういうスタンスで、家計を組み立てています。
住宅ローンと投資、両立して感じた3つのこと

「ローンと投資って同時にやると、なんか不安定じゃない?」
そう思ってた時期もあったけど、実際にやってみて感じたことはシンプルで――
**“仕組みさえ作れば、思ったより無理なく回せる”**ということでした。
特に印象的だった3つの変化をシェアします👇
住宅ローンと投資、両立して感じた3つのこと① キャッシュフローを可視化するだけで安心感が出る
家計簿アプリで、毎月の支出と投資額を「見える化」するだけで、
「今月は大丈夫」「ちょっと引き締めよう」って感覚がつかめるようになりました。
住宅ローンのように固定支出があるからこそ、
他の支出と投資の**“バランス感覚”**が養われる感じがあります。
住宅ローンと投資、両立して感じた3つのこと② 住宅ローンの繰り上げ返済は「焦らなくていい」と思えた
以前は「ローン早く返した方がいいのかな?」と漠然と焦ってました。
でも、ローンは金利が低め&長期である分、“手元にキャッシュを残す”ことの価値も高いんですよね。
その分をNISAで非課税運用に回すほうが将来の選択肢が広がる、と感じるようになりました。
住宅ローンと投資、両立して感じた3つのこと③ 投資があるから「未来の選択肢」が増えていく
ローンだけ返してても、老後や教育費の備えは不安なまま。
でも投資を続けてきたことで、「あと5年後にはこれくらい増えてるかも」という安心材料が増えました。
いまの投資は、“資産を増やす”というより、**“未来に対する自信を増やす行為”**に近いです。
まとめ|投資は“余裕がある人だけのもの”じゃない
「ローン返済もあるし、投資なんて無理」
そう思ってたら、たぶん僕は一生投資を始められなかったと思います。
でも、現実は収入が増えるのを待ってても、いつまでも余裕なんて来ない。
だからこそ、“いまあるお金の使い方を変える”ことで未来に備えるって選択をしました。
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投資は別に、月10万円とかじゃなくていい。
月5,000円でも、未来に向けてのスタートになる。
そしてそれは、“未来の選択肢”をひとつ増やす行動だと思っています。
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我が家の家計はまだまだ完璧じゃないし、むしろカツカツなときもあります。
でも、住宅ローンを返しながらでも、投資で自分たちの将来を整えることはできる。
このブログが、同じように「家庭も、将来も、自分の時間も大事にしたい」と思っている人の
ちょっとしたヒントになれたら嬉しいです。